インターンシップって参加するメリットあるの?と疑問に思う就活生は多いかもしれません。実際に私が就活生だった頃、周囲がインターンに行っていたので私もノリで行った感じでした。
しかし今思えば、インターンに参加するメリットは予想以上に凄かったです!そしてメリットばかりと最初は思っていましたが、意外なデメリットも存在しました。総じて、メリットが凄すぎるのですが笑
そこで今回は、インターンシップに参加するメリット・デメリットを企業・就活生の視点で紹介します。インターンシップに参加する方は是非参考にしてみて下さい!
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企業側のメリット
まず、企業側のメリットについて説明します。『インターンシップは本採用とは一切関係ありません』といった謳い文句があります。しかし、貴重な時間と人件費を犠牲にしてまで、ボランティア精神で学生の面倒を見る企業はありません笑
何かしらのメリットが企業にあるからこそ、インターンシップは開かれているのです。そのメリットは大きく2つあると思います。それは【企業の広告】【優秀な学生を取れるチャンス】です。
企業のメリット その1:企業の広告
応募した学生に色んな学生への宣伝ができる可能性があります。一般的に、広告費は膨大な予算がかかります。マイナビやリクナビにお願いすると費用が発生しますが、学生の宣伝はお金がかかりません。
マイナーな企業であれば、研究室やサークル・部活単位で「年々」「着実に」知名度を広められるチャンスです。そこから、優秀な学生を取得できる可能性も広がるので、インターンシップは企業の宣伝にうってつけなんです。
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企業のメリット その2:優秀な学生を取れるチャンス
企業にとって「優秀な学生がいたら欲しい」と思うのは当然です。早期選考のインターンシップに応募する時点でやる気のある人を確実に集められます。
さらに、本選考前にインターンシップで一定人数の優秀な学生を虜にできたら、企業は勝ったも同然です。
なので、一種の採用活動として、インターンシップを開催している企業もたくさんあります。就活生はインターンシップの延長線上に本選考があると頭の片隅に入れておくと、良いでしょう。
企業のデメリット その1:人件費と時間がかかる
企業からしてみれば、無料で就活生に働く環境を提供するわけですので、人件費と時間が割かれています。例えば、インターンの教育担当者・就活生を泊めるホテル代・昼食代・飲み会など、考えたらキリがないです。
正直、企業の予算の一部はが採用活動に割り当てられているので、そこまで深刻な経費と企業は捉えていないでしょう。
むしろ、企業の利益に直結しなくても経費や時間を割いてインターンシップを開催し、なんとかして就活生の認知度や優秀な学生が欲しい情熱を感じます。
就活生のメリット
企業側のメリットを踏まえ、就活生の視点からインターンシップに参加するメリットを紹介します。
企業がインターンシップに求めていることがわかった今、就活生がインターンシップに参加するメリットは大きいとお気づきでしょう笑 実際にその通りなんですが、意外なメリットもあって驚くかもしれません(爆)
ただ、見落としやすいデメリットもあるので、そちらも御覧頂ければ幸いです。
就活生のメリット その1:本選考が有利になる
インターンシップに参加できれば、間違いなく本選考で有利になります。上記で書いたように、企業は優秀な学生に来てほしいので、インターンシップを行います。
インターンシップに参加できた人は【やる気のある人達を勝ち抜いた】というお墨付きを取得します。ですので、人事としては【本選考で進ませても大丈夫】という気持ちにもなります。そのため、本選考で優遇されるようなイベントを開いてくれます。
具体例を挙げます。
【例】
・インターンシップ参加した人向けの説明会
・インターンシップ参加者専用の選考
・個別相談会の開催
・1次選考免除
・面接日程を早い時期に設定
・内々定のインターン枠に入ることができる
・リクルーターがつくこと
企業によっては様々ですが、大体こんなもんでしょう。他にも、たくさんあるかもしれません。最強のメリットばかりないので、インターンシップの参加に向けて、真剣に対策することは非常に意味があるんです!
就活生のメリット その2:就活仲間ができる
色んな大学の就活生と交流できます!インターンシップの内容次第では、グループで行動することが多いです。そうすると、自ずと仲良くなります。友達ができるだけで十分メリットですが、就活本番でより効果を発揮します。
なぜなら、ネットでは手に入らない情報を集取できるからです。「どんな選考なのか」「学閥があるのか」「意外と大変なのか」など、交流した就活生同士でネタを互いに共有できるので、ネットで得られる情報よりも鮮度の良いリアルな情報を取得できます。
時には、飲みにいって愚痴を言い合うことででストレス解消できますし、就活仲間がいると精神的に強いです。
このように、色んな他大学の就活生と交流できる場は案外少ないので、インターンシップに参加すると思わぬ情報を取得できるチャンスが生まれます!
学生のメリット その3:企業の軸を見つけられる
就活していると【給料は高いほうが良い】【ラクが1番】【実力主義】【雰囲気】など、色んな軸があります。インターンシップの内容次第では、企業の軸を見つけられる可能性があります。
例を出します。
【例】
・実力主義で戦う職場希望→ギスギスしてきつい→やっぱ、チームプレーがいいな
・給料第1主義→働くってこんなにつらいの?→給料より残業時間
・雰囲気なんて関係ない→ノリが。。。→雰囲気大事じゃね?
今まで気づかなかったであろう【企業の軸】を見つけられるかもしれません。ですので、インターンシップに参加することは、本当の企業の軸を見つけるチャンスでもあり、内々定後に【自分の会社選びの軸】を見落とさない絶好の機会なんです。
就活生のデメリット その1:視野が狭くなる
インターンシップに参加した就活生をみると、インターンに参加した企業が最も良いと思い込み、就活本番で志望する業界・企業を狭めてしまう人がいます。個人的に早くから選択肢を狭めるのは、非常にもったいないことですし、早とちりです。
気持ちは大いにわかります。インターンで長い間お世話になりますし友人もできますので、気持ちが傾くのも頷けます。しかし他にも自分にとって優良な企業・業界はあるかもしれないのに、「ここが1番!」と思い込むのは安易すぎます。
☑気持ちはすごーくわかるけど…
確かにインターンシップは企業の雰囲気もわかりますが、一部分であることもまた事実です。なのでインターンに参加した企業を他の企業よりも色んなことを知ったからといって、志望する業界・企業を探すのは怠らないで下さい。
やっぱ、インターンに参加した企業が1番!」と思えるまで、十分に視野を広げて判断して欲しいのが率直な思いです。
ちなみに「この企業、絶対に良い企業でしょ!」と思ってインターンに参加してみたものの、「ちょっと、思ってたのと違う(白目)」とマイナスのギャップを感じた方はメリットになります!笑
結論:インターンは参加すべし。だけど視野は広げたままで!
企業と就活生の両者の観点から、インターンシップのメリット・デメリットを紹介しました。
就活生の視点で考えると、インターンシップに参加するメリットは極めて大きいです。なのでインターンシップに是非参加して欲しいという思いが私にはあります。ただ、インターンに参加した企業が1番!と視野を狭めないで欲しいなとも思います。
是非、就活生の方は参考にして、インターンシップに臨んで頂ければ幸いです!
まとめ
- インターンシップ参加の特典はたくさんあり
- 本選考有利!就活仲間できる!軸も見つけられるかも!
- インターンシップは激アツ!
海外のインターンシップは穴場でオススメ
新たなインターン先として、海外のインターンシップはチャンスです。私の友人は某企業のインターンシップの選考に落ちたことがきっかけとなり、海外のインターンシップに参加しました。
その結果、就活で無双していました。
短期間のインターンであれば、常時開催されているので日程調整がしやすいです。さらに、選考過程が一切ありません。気になる方は、下の記事をご覧下さい!