ESは【成果】よりも【動機】【取り組み方】の方が重要

ESの通過率を上げる1つの行いに、【動機と取り組み方を必ず書くこと】を書きました。実は、ESで最も評価される部分は【動機:why】【何をどう取り組んだか:what+how】です。
ESの通過率を急上昇させる12コの行い

意外かもしれませんが、評価対象になる【成果】は限られています。今回は【成果】よりも【動機】【取り組み方】を意識したESが評価される事実を解明していきます。
学生時代頑張ったことがない人が就活で勘違いしている1つの事実

本題に入る前に、企業が欲しい人材を知っておくと、腑に落ちやすいです。なので、企業の採用ポイントから説明します。

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採用ポイント:入社後に活躍する素質の有無

企業は【この人はどういう人間か?】知りたいです。さらに踏み込むと、【入社後に活躍してくれる人間なのか】知りたいのです。つまり、【学生時代の経験・成果】から【将来も活躍する素質】を見極めて、人事は新卒を採用します。

この事実から、【成果】は採用において重要でないことがわかります。その理由を話していきます。

今ある成果と活躍する見込みは関連しない

結論から言うと、【学生時代の成果】と【将来に成果を残す素質】は関係性が薄いです。厳密に言うと、【今ある成果】だけでは【活躍する将来像】が見えないといった方が正しいでしょう。
【採用基準】求められる人材がよくわかるオススメ就活本

なぜなら、【成果を発揮した根拠】がわからないからです。もしかしたら、運が良かっただけかもしれません。つまり、説得力がないので、活躍する見込みを評価する対象になりずらいのです。

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成果は評価基準が曖昧

【今ある成果】は客観的に評価できません。例えば【複数のサークルにおける大会で優勝した】であれば、競技者の強さがわからないので、どれほど凄い成果なのか判断できません。また【塾講師で生徒の成績を上げた】としても、今まで勉強しなかった生徒で元々伸び代があった可能性もあります。

ですので、成果を詳細に説明したとしても、客観的に判断できないので、評価しずらいのです。

ただし、客観的に評価できる成果は評価されます。例えば、【国体で優勝した】【国際会議で優秀賞を受賞した】等が挙げられます。誰もが納得できる成果であれば、評価されます。

では、【将来も活躍する素質】をどの部分から、企業は評価しているのでしょうか?

動機・取り組み方は成果の原点

答えは、【動機】【取り組み方】から判断しています。なぜなら、【成果】の根拠だからです。まず【動機】があり【対処方法】を見つけ、【行動】に移します。その結果が【成果】に結びついているのです。

【どんなことを考えて】【どういう行動をするのか】わかれば、【将来もこのような問題に対して、再現してくれそう】と想像しやすくなります。すると【将来に成果を残す素質がある】と判断されます。

そのため、【成果】よりも【考え方(動機:why)】【取り組み方(how・what)】を具体的に書きましょう!
ESは【具体的に】書かないと、サラッと落とされる!?

まとめ

  • 採用ポイントは【活躍できる将来像】を想像できるかどうか
  • 動機と取り組み方は成果の原点
  • 成果よりも動機と取り組み方を具体的に書くこと!

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