ホワイト企業の特徴で押さえるべき6つのポイント

企業選びの軸を考える上で、ホワイト企業を思い浮かべる就活生は多いと思います。
【就活の軸は大切】1度は考えるべき企業選びにおける10コの軸

一般的に、「ホワイト企業」は「安定した企業」+「給料・福利厚生がしっかりしている企業」です。今回は安定性に焦点を当てます。というのも、給料・福利厚生は簡単にイメージできる一方で、安定性ははっきりと決めることは難しいからです。

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安定性について、私が思ったこと

私自信、就活中、就活の軸の1つに安定性がありました。そして、漠然と「インフラ」が安定と思い、志望していました。しかし、OB訪問など社会人とお話するにつれ、「安定な会社」を一言で表すことはできないと気づきました。

そして、自分なりに「安定性」という概念を5つの要素に分けられると思いましたので、記事にしました。

そもそも、安定な企業ってあるのか?

生涯、同じ会社で安泰に働きたいと考える就活生は多いと思います。ハッキリ申し上げますが、永遠に安定と保証された企業なんて一切ありません

かつて、最強安定ホワイト企業と呼ばれた東電を思い出せば、わかるはずです。企業なんて、「いつ何が起こるか」わかりません。

なら、自分で考える安定性を勝手に決めれば良いと私は思います。そこで、私が思い浮かぶ安定性を5つ挙げます。

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その1:技術力の高さ

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提供するサービスの技術力における高さは安定性の基準になります。なぜなら、「高い技術力」⇒「市場の独占」⇒「利益ウハウハ」という流れができるからです。さらに、稼いだお金で投資(新たな技術力の開発)でき、利益が育つ好循環ができます。

より噛み砕いた言葉で表すと、「他社・他業界・外資に真似されにくいサービスかどうか」です。1つの指標に、「業界地図」の世界・国内ランキングやシェアの割合が役立ちます。
就活生の必需品【会社四季報 業界地図】

志望企業には「代えのきかないようなサービス」がどれ程あるのか、考えてみましょう!

その2:競争率の少なさ

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競争率が少なさは安定性の基準になります。なぜなら、ライバルが少ないので、独占しやすいからです。一例に、「インフラ業界」が挙げられます。

しかし、電力自由化など、競争が始まる可能性もあります。さらに、提供するサービスが使用停止になると、「東電」のように一気に転落するリスクがあります。

ただ、そういう危機的状況でも、国が買い取ってくれるという保険があるのは、安定かもしれません。この部分の捉え方は「人それぞれ」です。1つの参考にしてみて下さい。

その3:会社の健全性

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会社の健全性は安定性の基準になります。特に、「財務(投資する余裕)」「失敗の対処法(決断力)」「投資方法(リスクヘッジ・成長性)」には気を配って下さい。

先行きを誤った投資・過ちへの対処法・不健全な財務状況かどうか。チェックして下さい。それだけで、「この企業こんなんだったの!?」って状況を避けれます。

その4:需要の伸びしろ

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サービスの需要次第では、将来における業界の明るさがわかります。今後の需要を、見極めてみましょう。

一例として、日本の人口減少・海外の人口増加・食糧問題・水・医療など、様々な問題が挙げられます。需要・必要性を考え尽くした結果、志望業界・志望企業を決めるのも、選択肢の一つです。

その5:労働組合の強さ

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長期間働き続ける上で、労働組合の強さは大事です。給料・残業・リストラ等から、「社員を守ってくれるかどうか」の基準になります。

当時の東電の状況をみてば、労働組合の大切さは一目瞭然です。国の税金で給料が支払われるなんて、労働組合が強くなくては、できません。このように、労働組合は生活に関わる環境を守ってくれます。

労働組合の強さはピンキリなので、必ず確認しておくと良いでしょう!

その6:身につくスキルの幅広さ

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入社した企業が倒産したとしても、他社でも活躍できるスキルがあれば、転職できます。つまり、どこでも働けるので、安定です。志望企業や職種で、「汎用性のあるスキル」「潰しが効くスキル」が身につくかどうか、考えておきましょう。

企業によっては、特化しているスキルの可能性もあり、転職に向かない職種もあります。なので、安定性という軸として、1度、考えてみることは大切です!

消費者目線で価値を考えよう

競争率の低さ・需要の伸びしろは、消費者目線で価値を認識することで、「業界・企業の差別化」「将来性」を見抜くことができます

消費者目線から「価値はあるのか?本当に売れるのか?」深掘りし続けて下さい。すると。思いもよらぬ価値が気づきます。このスキルを身につけたい人は、私が紹介している【マーケット感覚を身につけよう】の一読をオススメします!
企業における真の付加価値を見抜ける本【マーケット感覚を身につけよう】

OB訪問で疑問を解決すること

紹介した6つの要素に関して、自分ひとりで全て情報収集することは難しいです。また、わからないこともたくさんあります。というより、わからないことが殆どです。

そういう時は、その企業でお勤めの方に聞くのが1番です。つまり、OBOG訪問が最強ってことです!是非、OBOG訪問を通じて、自分にとっての「安定な企業」を見つけてみましょう!
良いこと尽くめ!OB訪問は【絶対に】やるべし
OB訪問で役立つ質問をリストにしてみた

最後に

何度も言いますが、永遠に安定と保証されている企業はありません。なので、安定な企業を噛み砕き、自分に適している企業を探してみて下さい

ちなみに、1番の安定性は「どの企業にでも活躍できる人になること」です。企業ばかりに頼らなくても、安定性を維持できることも、頭の片隅に置いときましょう!

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