【就活】グループディスカッションの流れを徹底的に解説してみる

※18卒の後輩に記事を書いて頂けました!
グループディスカッション(以下、グルディス)には、お決まりの流れがあります。実はこの流れを「理解しているかどうか」は非常に大切です。

なぜなら、グルディスは制限時間があるため、流れを意識して戦略的に行動しないと置いてきぼりになるからです。そのため時間管理と流れが極めて重要になります。

ここでは、注意点を交えながら、基本的なグルディスの流れを解説します。

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入室・着座編

最初は入室から着座の流れとなります。入室は面接と変わりなく「失礼します」と一言挨拶して入ります。基本的には好きな位置に座るように促されます。ただ座る位置を指定してくる企業もありました。

座席を指定された場合は、より個人としての評価が下される可能性が高いので気を引き締めましょう

着席してから始まるまでに余裕があれば、一緒にディスカッションするメンバーと軽く話をしておくと良いです。すでに顔見知りな方々とグルディスするわけなので、全体的にスムーズに動きます。

グルディスで確実に通過するためにも、事前に会話をしておき、スムーズにグルディスができる布石を打つことをオススメします

ディスカッションスタート・個人ワーク編


デディスカッションがスタートする前に、制限時間とテーマが発表されます。時間配分はとても重要です。具体的に以下の点にご注意下さい。

  • ディスカッションの終了時間
  • 個人ワークに割ける時間
  • 皆でディスカッションする時間
  • 議論の結論をまとめる時間

それぞれ何分ずつ時間を取るべきか、この時間配分が最初に必要です。最初に決めておかないと、うまく議論が進まなかった時に後で慌てることになります

ディスカッションがスタートしたら、まずはみんなで何分間個人ワークをするか決めましょう。みんなが闇雲に議論を始めてしまった場合は、自分から「個人ワークの時間を決めませんか?」と言い出すことをおすすめします。

個人ワークに費やす時間は冒頭の5分くらいがベストです。ディスカッション時間が90分以上などの長丁場である場合は、用意された資料が複雑で難しいので10分ぐらいとっても構いません

☑個人ワークでやるべきこと

個人ワークでやるべきことは、自分の考えをメンバーに発表するための準備です。資料が与えられている時は、それを読み込みます。限られた個人ワークの時間内で、「自分はどう思うか?その根拠は?」をまとめるのが個人ワークを実施する目的です。

それが合っているかどうかは問題ではなく、自分の考えを伝えることが重要です。先に自分の考えを個人ワーク中に明確にしておくことで、その後の議論がより分かりやすくなります

☑個人ワークの注意点


個人ワークをダラダラ続けることは禁物です。議論する時間を失うので、気を付けましょう。役割を最初に決めるのも悪くは無いですが、「企業によって役割は特に決めないで」と言われる場合があります

そういう場合は自分がリーダーのつもりで、積極的に議論していきましょう。

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ディスカッション編


一般的なディスカッションの流れは以下の通りです。

  1. 個人ワークで考えた自分の意見を全員が発表(1人1分以内がベスト!)
  2. ※ここで各役割(リーダ・書記・タイムキーパー等)をきめても良いです
  3. 皆の意見からどの意見が多くて、少ない意見はどれかを集約
  4. 多数派・少数派でどちらの意見がより良いか、議論する(最も手間がかかる)
  5. チームの意見を決める前に、メリット・デメリットを確認する
  6. まとめ。その後の発表に向けて、発表者の選定と意見の総まとめを行う

個人ワークが終了したら、自分の意見をメンバーに伝えることになります。無駄な時間をロスしないため、自分が発表するときは1分以内をめどに心がけましょう

「○○という理由から、私は▲▲だと思います」という形でまとめると、聞いている側も分かりやすいです。

また他の人が発表している時は、「名前」と「どんな意見か」をメモしておくと後の議論が捗ります。全員の意見が出そろった段階で、主張の集約が始まります。

☑ディスカッションの注意点

グループディスカッション初心者に陥りがちなミスは、意見が多いからという数の暴力で少数意見をないがしろにする行為です。たとえ違う意見が1人であった場合でも、「その人がなぜそう思ったのか」個人ワーク後の発表よりも掘り下げて下さい。

その結果「ここが変だな」と思ったり、逆に「この視点は面白い!」と感じたり等、気づきを得られます。少数意見もきっちり聞くことで、メンバー全員の意見が議論によって一致していきます。

また多数意見の方も「それで良いのか?」疑問に思って、確かめましょう。大事なことを見落としている場合があります。

☑ディスカッションの結論をまとめるコツ

グループディスカッションでいくつかの案がでた時は、早い段階でメリット・デメリットをまとめておくことをオススメします

なぜなら、意見ごとのメリット・デメリットもまとめておくことで「何を争点にしているかが明確になる」ため、各自の意見が二転三転する可能性が減るからです。

細かいことですが、議論が白熱しすぎて時間を忘れていたなんて事態が起きないように、議論中も時間には気を配って下さい

最後には必ず発表があるので、終了5分前にはみんなの意見をまとめ、発表に向けてグループの主張をもう一度確認するのがベストですよ!

発表編


発表者はグループで決めるか、ディスカッションを見ていた採用担当者から指名される場合の2パターンです。グループで発表者を決める場合は、絶対に挙手制で決めましょう。間違ってもジャンケンで負けた人を選ぶというのは避けてください。グループ全体が大きなマイナスを喰らいます

私は自分から進んで発表者になったことはありませんでしたが、誰もいないときは自分からやっていました。理由は単純でマイナス評価を付けられるよりかはマシだなと思うからです。

ディスカッションの最後で必ず自分が発表することになっても良いように、ちゃんと細部までグループの主張を確かめて準備はしていました。万が一に備えて、発表の準備も大切です

また少しは積極性がアピールできると思うので、誰もやりたい人がいなかった時は積極性を出しましょう。

☑採用担当者が発表者を選ぶ時

採用担当者から指名される場合、私の主観ですが1番議論に参加していなかった人に当たる傾向が多い気がしました

指名されるかどうかは運によるので、もし自分が発表することになっても良いように、ディスカッションの最後にまとめの時間を作って準備をしておきましょう

最後に

以上がグループワークの基本的な流れになります。正直、この流れさえマスターしていれば、グループディスカッションで戸惑うことは無いでしょう。

グループディスカッションは自分の意見を言って、他人の意見を聞く。そこからお互いの主張を聞いて、グループで1つの答えを出すという一連の作業です

普段からやったことないと身構えず、冷静にやればよほどの難関企業でなければ通過する選考です。ですから、基本の流れを守りつつ、自信をもって臨んで下さいね!

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