※社会人の先輩に、就活生のエールを書いて頂きました!
志望企業に全落ちすると、目の前が真っ暗になり、この先どうすれば良いか分からなくなってしまうものです。
せっかく目指す企業を研究し、頑張ってエントリーシートも書いたのに選考に落ちまくってばっかりで、もう疲れちゃった…ってこともあるでしょう。そんなあなたに励ましの言葉を贈ります。
案外、割り切ることが大切かもしれませんよ?
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全落ちしてつらい。もう立ち直れる自信がない
就職活動を行っている学生の中には、早い段階から内定をもらえる人もいれば、選考に落ちまくりで一社も就職先が決まらない人もいます。中には最終面接まで行ったのに落ちてしまい、「目の前が真っ暗」と、かなり参ってしまっている就活生もいるのではないでしょうか?
私も行きたかった会社に落ちたとき、とても落ち込みました。その会社の面接では一生懸命自分をアピールしてそれなりの手応えを感じていたので、周りにも自信満々に「受かったかもしれない!」と言いふらしていました。
そんな安堵もつかの間。不採用通知が届いたときは、「もうダメだ」とかなり落ち込んだことを覚えています。
何社も何社も落ち続けていると、社会に人格を否定されているような気持ちになるときもあるでしょう。だんだんと自分にも自信を無くし、エントリー開始当初の「速攻で内定ゲットしてやる!」なんて意気込みは消えかけているかもしれません。
不採用通知ばかりで何度も挫折を経験してしまうと、心も落ち込み、かなりのダメージを引きずってしまうかもしれません。しかし、あなたが全て悪いわけではないのです。
就活とは理不尽なもの!あなたが悪いわけではない
就活とはとても理不尽なものです。例えば、大手有名企業は学生からの人気が高く応募が殺到してしまいますが、予算や採用期間の関係上、全ての就活生に対応することができません。
そのため学歴による足切りを設けてエントリーの時点で学生を選別します。いわゆる“学歴フィルター”というやつですね。
第一志望で今まで頑張ってきたかもしれませんが、ある一定の大学に在学していないと、エントリーすることすらできないのです。目指していた就活生からすると、学歴フィルターのせいでエントリーすらできないとなると、どうしようもない気持ちで胸がいっぱいになるでしょう。
それほどまでに就活とは理不尽なものなのです。
☑就活は運要素も強い
また、就活は“運要素”も強くあります。
例えば、先着順の会社説明会の場合、数秒タイミングがずれるだけで席が埋まってしまいます。枠の空きがないだけで、その会社の説明会に参加することができなくなってしまうのです。
中には説明会への参加が必須になっている会社もあるため、たった数秒の差でその会社への就職の道が閉ざされてしまいます。悔しい気持ちは拭えないかもしれませんが、空きがなかっただけでチャンスをものにできないときもあるのです。
⇒就活はクソゲー!?就活で感じた5つのゲーム要素
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企業との相性もあるので、割り切ることも大切
国内には数多くの企業が存在しますが、社風も文化も会社によってそれぞれ違います。ガッツのある体育会系を求める企業や実力重視のベンチャー気質の企業だってあります。加えて、就活生にも一人ひとり個性があるため、会社との相性が良ければ受かるし、良くなければ受からないことだってあるのです。
例えば、しっかり教育された上で成長していきたいと考えている就活生がベンチャー企業を受けたとしましょう。そのベンチャー企業では即戦力を求めているため、あまり教育制度が充実していません。
すると企業側と就活生側で求めるものが違うため、結果として合わなかったということになります。
これが志望度の高い企業だと、かなり落ち込んでしまいますよね…。
☑私が第1志望の企業に落ちた時の体験談
私も第一志望の一社に全力を尽くしていたので、その会社から不採用通知が来たときはとても落ち込みました。今まで多くの労力をその会社だけに注いでいたわけですから、膝から崩れ落ちるくらいショックを受けたことを未だにはっきりと覚えています。
その時は、相性が悪かったとは思えず、自分が悪いと責めたりもしていましたが、社会人になってよくよく考えてみると「入社しても合わなかっただろうな」と開き直ることができました。
このように、不採用になったとしても会社との相性があまり良くなかったというだけなのです。立ち直れなくなるほど落ち込む必要はありません。むしろ入社する前で良かったのです。
仮に、ミスマッチが起こったまま入社してしまうと、早期退職に繋がり、「なんでこの会社に入ったんだろう?」なんて後悔する可能性もあるのですから。
気持ちを切り替えることが大事!
就活で落ち続けていると全否定されているような気持ちになり「自分は必要とされてないかもしれない」「社会不適合社かもしれない」と、ネガティブなことを考えてしまうかもしれません。時には自暴自棄になることもあるかもしれません。
ですが、過ぎ去ってしまったことは切り替えていくことが重要です。むしろ落ちた企業と自分が合わなかったということは、これから先もっと必要としてくれる自分に合った企業に出会えるかもしれないのです。
今の段階で不採用であることが分かっただけ、時間を無駄にせずに済んだと気持ちを切り替えてみましょう。それくらいのポジティブな気持ちで結果を受け止めるのが気分も楽になりますよ!
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最後に
目指していた業界に落ち続けているなら、他の業界を狙うのも一つの手です。就活は巡り合わせの部分もあります。自己分析して自分は何に向いているか分かったようにいても、実際に応募して面接してみないと分からないこともあるのです。
運命の相性のいい会社に巡り合うためにも、諦めずに受け続けてみるのも一つだと思いませんか?極端な話、100社全部に落ちたとしても、101社目には受かるかもしれないのです。諦めずに続けていくことが大切です。
そして自分を責めないこと。
全落ちして一つも内定を貰えていなくても、あなたが全て悪いわけではないのです。就活とは色々な要素が合わさっています。学歴フィルターのように理不尽な足切りもあれば、数秒の差で会社説明会の枠が埋まってしまったり、企業との相性が悪いときだってあります。
それも全て、自分を“自分に合った方向性へと導いてくれた経験”だと思ってみてください。就活で人生の全てが決まってしまうわけではありません。案外割り切って「落ちるときもある」くらいに考えると気持ちが楽になることもありますよ。