就活で成績はアピールできる?関係ない?有利になる?元就活生がぶっちゃける

※18卒の就活生に書いて頂きました!
就職活動を意識し始めた就活生が気になるポイントの1つに、「大学での成績の良し悪しは内定を得るのに関係があるのかどうか」が挙げられるでしょう。

「就活では成績よりも他の実績をアピールすべき」という風潮もあるので、「成績が良いことがアピール対象にならないのかな…」と不安に感じる人もいるのではないでしょうか

一方で「成績が悪いんだけど、やっぱり就活で不利になるのかな…」と疑心暗鬼になる就活生もいるはずです。

そこで、大学の成績がどこまで就活に影響を与え、内定獲得に関係があるかどうかを経験者がお伝えしていきます!

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大学の成績の良さは、アピールに使えます!


ESの「頑張ったこと」等に勉強以外で書くことが無いと嘆いている学生は、素直に大学時代に勉強を頑張ったというアピールをしてOKです!成績が良いことも自己アピールの対象になります。

その時に重要なのは「〇〇を頑張った」や「こんなに成績を上げました」という、結果ありきのアピールではありません。成し遂げた結果よりも、達成するモチベーション・取り組み方を伝えることが大切です。
ESは【成果】よりも【動機】【取り組み方】の方が重要

実際にある企業の人事の方が説明会で、こんなことを仰っていました。

「学生の成し遂げたことの多くは、正直社会人からすればそんなに凄いことではない。(起業・体育会で全国大会に出た凄い実績は除く)」

「我々が聞きたいのは、成し遂げた結果よりも、それを達成するために何を考えどう行動し、何を学んだかということです。」

成績の良さをアピールしたい学生も、成績アップするまでの思考や具体的に行動したことを伝えれば、十分に魅力的なアピールができます

☑私の体験談

実際に、私も大学の成績について掘り下げられた際に、自分の成績を上げるまでに至った経緯ややったことを具体的に話したら、面接官の方から

「真面目なんだね」
「自分がやらないといけないことに真剣に向き合った学生だから、仕事も貪欲に頑張ってくれそう

というお言葉を頂きました。成績の自己PRは就活でも評価されるので、「成績の良さはアピールできないのかな?」と不安に感じている就活生は安心して欲しいです

成績を新卒採用で重視し始めた企業が増えている


最近になって企業側が、学生時代の成績を新卒採用で重視し始めたという話が、ネットニュースで取り上げられています。

◯参考記事

その理由は、大学の勉強が「逃れられないモノ」だからです。頑張ったアピールでサークルやバイトの話をする就活生は山ほどいます。

しかし、「サークルはあなたが好きで入ったのだよね?好きなものは頑張って当たり前じゃない?」という考えの企業が増えてきています。

それに比べて大学の勉強は、進級・卒業のために逃れられないものであり、ネガティブなことに対してどれだけ頑張れるかを評価しています。それが仕事に対しての向き合い方と通ずるものがあると考えています。

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成績の良さをアピールしたら、面接対策も抜かりなく!

ESや面接の場で成績の良さをアピールしたら、掘り下げて聞かれるパターンが多いです。恐らくその話をする人があまりいないため、面接官も珍しく感じるからでしょう。

質問例はこんな感じ!

  • 1番印象に残った講義は?
  • その講義で学んだことをどう活かしたい?
  • 成績を上げるために工夫したことは?
  • そもそもなぜ勉強頑張った?

こういった質問に対して、ロジカルに答えることができれば高評価に繋がる可能性が高いです。もし成績の自己アピールを考えている学生は、事前に準備しておきましょう!

ペーパーテストは得意でも、うまく伝えられなかったことで、マイナス評価を付けられるのは非常にもったいないです。
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成績の悪い人は、気にしなくても大丈夫!


ここまで企業が大学時代の成績を重視していたり、頑張ったことをアピールできると書いたりしてきました。では成績が悪い学生はどうなるのでしょうか

結論をいうと、成績の悪さを理由に就職活動で不利になるかといわれれば、ある一定の基準を除いては気にする必要はないです

実は就職活動の面接において、成績評価を深く掘り下げられることは殆どないです。また、「なぜこの講義の単位落としたの?」と問い詰められるようなことも聞いたことがありません

成績が悪い学生はアピールするネタにしなければ良いだけです。たまに「学生時代に勉強頑張った?」等、カマをかけられた時も正直に答えて良いです。むしろ嘘をつく方がムダに深掘りされるので、正直に答えましょう

成績の悪さが内定に関係ある可能性は全く無いと言い切れます

ただし、単位を落としまくった学生は要注意!


成績の悪さは就活で不利にならないと書きましたが、ある一定の基準をクリアしておく必要があります。それは卒業必要単位数を、大きく下回っていないことです。

選考が進んでいくにつれ、卒業に必要な単位数と現在の修得単位数を聞かれることが多々あります。これは企業側がその学生に内定を出したとして、「しっかり大学を卒業できるのか?」確認している証拠です

実は、多くの企業で毎年1人くらいは卒業できずに入社できない学生がいます。企業としても研修や配属を決めていく中で、入社直前で1人いなくなるのは大きな痛手になります。

そのため、内定を出す前に卒業がしっかりできる学生かを確かめているのです。成績が悪いことは内定に関係無いですが、あまりにも単位数が足りていない学生は気を付けてください思わぬ理由でお祈りされないように、単位は計画的に取っておきましょう

まとめ

成績のいい人は就活で武器になりますし、悪い人は全く気にする必要はありません。しかし、成績が悪くても単位は取っておきましょう。

評価が悪くても単位を修得することができていれば全く問題ないです。1番心配なのは卒業単位数を大きく下回り、ギリギリ4年生になってしまった学生です。

この記事を読んでいる学生は、計画的に単位を取っておくことをオススメします!

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