※18卒の後輩に書いて頂けました!
就活では、企業の採用担当者に自分をアピールする場が必ずでてきます。
エントリーシートや面接で、「自分が何を考え、どんなことをして、こんな人間である」と自己アピールし、企業に認められた時に初めて採用されるのです。
しかし、就活での自己アピールは、採用担当者が確実に正しいと判断する客観的な根拠はないため、就活生の言葉を信じるしかありません。
そのため、嘘をついて自分が成し遂げてもないことを、あたかも自分がやったことのようにアピールする学生がいます。
かといって、謙虚に自己アピールすると栄えないため、採用されるために自己アピールの誇張も必要です。
今回はどこまでの嘘が良いか、嘘は見抜かれてしまうのか、もし嘘だとバレてしまったらどうなるか? 就活生が徹底解剖していきます!
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言っても良い嘘(?)のエピソード
言っても良い嘘(?)とは嘘のようにみえて、実際は嘘ではないようなエピソードです。端的に言えば、元々の実績がショボい「1」であっても、あたかも「10」のように話すのはOKです。
一方で、やったこともない実績「0」を、あたかも「10」で話すのはNGです。具体的にいうと、結果に至るまでのプロセスで多少の嘘をつくことは問題ないです。
例えば、サークルで全国優勝したことや、ゼミでディベートに出て優勝したという結果を残したとします。優勝という成果をチームで出してはいるものの、実際はリーダーが中心になって自分はあまりしていなかったとします。
そういった場合 チームの優勝には繋がらかったけれども、自分では絶対にチームに貢献できたこと(盛り上げた等)があれば、あたかも「自分の行動がなかったら、チームは優勝していないよ!」ばりの勢いで話してもOKです。
なぜなら、チームで優勝した本質的な要因は誰もわからないので、自分で好きなように判断して良いからです。後は、「どうしてそのような行動をしたのか」を後付すればOK!
一方で、優勝したという客観的な事実は誰しもが嘘かどうかわかるので、この結果を捻じ曲げるのはアウトです。
お化粧を考えるとわかりやすい!
自己アピールの誇張表現が嘘かどうかは、お化粧で喩えるとわかりやすいです。
例えば、佐々木希の美人な仮面を被って「私です!!!」とアピールされても、本人と全く違うので嘘になります。しかし、お化粧して、アピールする分には本人なので何の問題もありません。
ただ、厚化粧しすぎると引かれると思いますが、就活でも同じです。明らかな誇張表現(世界一など)は怪しまれるので、節度は必要になってきます。ここの調整は本人次第です笑
少しでも行動した事実や確かな結果があれば、自己アピールの対象になります。自分のお顔にお化粧するようなものです。
成果を出すまでの課程や行動が事実なら、化粧方法(誇張の方法)は何でも構いません!
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選考状況の嘘はいってもOK!
選考状況の嘘はOKです爆
例えば、業界への興味は低いですが、特定の企業が好きだからそこだけ受けている学生がいたとします。ある程度選考が進んで行くと、他に志望している企業を聞かれることが必ずあります。
その時に同業他社の名前を挙げないと、「本当にこの業界に来たいのか?」疑問を持たれて、落とされる可能性があります。
それを防ぐために、「同業他社は~のため、受けてません」と、自分の身を守る論理的な嘘は面接の駆け引きで大事になってきます。
同業他社も受けているアピールも良いですが、同業他社の動きは採用担当者も熟知していることが多いので、「受けていないのに受けている」と嘘をつくのは危険極まりないでので、おすすめしません。
他にも、同業他社を受けていたにも関わらず、すでにお祈りされてしまった場合は、3次面接や最終面接落ちの場合に限り正直に答えるべきです。
同業他社の選考でESや1次落ちばかりだと、「本当にこの業界に向いているのか?」「あまりいい人材ではないのでは…」と思われる可能性があるので、「A社は人と合わないので受けてません。」と誤魔化すのがベストです。
そのため選考初期にお祈りされたことは黙っておきましょう。自分の身を守るためにも、必要な嘘だと思います。
ウソは採用担当者にバレる?バレない?
正直に言えば、よっぽどのウソを言わない限り見抜かれるケースは稀でしょう。採用担当者もプロで、分かりやすいウソならばすぐ見抜ける程の目は備わっています。
しかし、特に怪しまれることが無ければ、採用担当者も時間を割いて詮索することはないでしょう。受験者数の多い企業であれば尚更1人にかけられる時間は少なくなります。
ですから、面接でウソと見抜かれること無ければ、発覚することは少ないでしょう。ただ学生が嘘をついているのでは?という凄い経歴は、採用担当者も容赦なく掘り下げてきます。
また話に一貫性が無かったり、しどろもどろに答えていたりしてはあっさりと見抜かれます。
嘘が発覚したら…
もし嘘が発覚したとしても、直接叱責されることはないケースが多いです。それは怒るのにもエネルギーがいりますし、1人の学生にそこまでする採用担当者が稀だからです。
殆どは落胆されて静かにお祈りされるのが最も多いパターンです。しかし内々定承諾後に嘘が発覚した場合は、内々定取り消しになる可能性が十分にあります。
逆の立場で考えてみて下さい。企業が説明会で話していた内容と実際に内々定時に説明された待遇・手当が大きく食い違っていたら、学生側は100%辞退しますよね?
それと同じことで、企業も選考中に評価していたポイントが内々定後に偽りだと分かった場合は、容赦なく取り消しして来るでしょう。信用問題にもなりますし。
実際の就職活動は肩書や成し遂げたことだけを評価しているわけでは無いですが、少なからず評価ポイントに入っているのは間違いないです。ですから評価していた所が偽りであれば、内定取り消しされても仕方ありません。
さいごに
就職活動で嘘をつき、自分を少しでも良く見せたい気持ちは十分理解できます。しかし度が過ぎるような嘘は、かえって不信感を相手に与えるだけでなく最悪のケースを引き起こします。
なので、もし必要なら嘘は必要最低限にしましょう!
そして実際にやった実績・行動があるのなら、誇張表現くらいで嘘にならないので安心して下さい!笑
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