就活せずに卒業し、就活しない道を選ぶとどうなるのか、リアルにぶっちゃける

※社会人の方に記事を書いて頂きました!
「就活しない生き方って、どんな道なんだろう?」と疑問に思う就活生もいるのではないでしょうか。

私は就活せずに卒業し、新卒就職しない道を選びました。今回は内定をもらわないまま卒業したあと一体どうなるのか?リアルな話をぶっちゃけていくので、就職したくないと思っている方は参考にしてみてください。

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就職活動なんてしなくても良いのでは?

就職活動をしていると、学歴による足切りなどの理不尽な採用基準に対して「海外と比べても日本の就活は異常ではないか」と思ってしまうものです。就職活動とは、意味が分からないくらい理不尽でノット就活生ファーストです
日本の就活はおかしい。茶番で理不尽…だけど、全力でやった方がいいよって話

就活生と企業側はフェアであるはずなのに、目指している会社に入るためには自分を偽って会社好みの人物像に仕上げなくてはなりません。しかし、せっかく獲得した内定でも「入社してみると想像と違った」という新卒者は数多く存在します

早期離職率は新卒の約3割とも言われており、受かっても定年まで同じ会社で働く人は少ないです。そんな自分に嘘をついてまで就活して、結局辞めてしまうなら就活なんてしたくない、そもそも働きたくないと感じる方もいるのではないでしょうか?

働きたくないと思って就活しなかった末路

私は就活せずに卒業した、いわゆる既卒者です。結果論ですが、既卒就活をしている当時はとても大変でした。今でも既卒就活よりも新卒就活の方が楽でいい企業に入れる可能性があるし待遇も良く優遇されていると思います。
【就活】就職したくないと思う就活生に非情な現実をお伝えする

私の場合、学生の頃から就活に対して良いイメージを持てず「なぜ就活しなくてはならないのか」と疑問ばかりを持っていました。そもそも大学に入学した頃から「自分は就職しないだろうな」と思っていたので、就活が始まっても焦りはなかったです。

すでに単位もほとんど取り終えていたので、周りが就活に励んでいる中、旅行に行ったりして気楽で楽しい日々を過ごしていました。当時は「もし生活に困ったらアルバイトする方が楽で自由だろうな~」なんてお気軽に考えていました

結局、そのまま一度も就職活動することもなく私は大学を卒業。もちろん周りは就職先を決めていました。なかなか就職先が決まらなかった友人も最後まで頑張り内定を獲得して、とても嬉しそうだったことを今でも覚えています。
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「就職しない道は本当に正しかった?」と思うように


卒業を迎えたタイミングで「就活してもよかったのではないだろうか?」と自問自答するようになってきました。なぜなら周りを見ていると、”働くこと=悪いことではない”と思えるようになってきたからです

それまでは社会人になって会社のために働くことに抵抗がありました。しかし、社会人への不安を抱えながら前を見つめる友人たちを見ていると、どこか自分だけ置いていかれたような感じがして、本当にこの選択でよかったのかと疑問を覚え始めました

大学を卒業したら嫌でも社会に出る必要があります。もう学生ではありません。徐々に卒業したという実感が湧いてくると、「就職活動をしないという選択肢一つに絞る必要があったのか」と思い始めました

私の場合、ミュージシャンになりたいとか、旅人になりたいといった大きな夢があったわけではありません。ただ気楽に生きていきたいと思っていただけなのですが、大学を卒業したとき、いきなり家を追い出されたような気持ちになりました

卒業後、一時はアルバイトで食いつないでいましたが、都内の一人暮らしは簡単ではなかったです。家賃の安いところに引っ越しても生活に余裕はでません。自分のしたいことをして生きていきたいという目標がだんだん霞んで見えるようになってきたのです

いざ就職するとなっても既卒就活は大変…


生活するために働かなくてはなりません。でも、アルバイトだけだとどうしても金銭的に余裕がないため、その分、自分の時間を割いてもっと働く必要があります。そしてアルバイトの掛け持ちを検討し始めたころ、「毎日働いてお金を稼ぐなら就職した方が良い」と考えるようになりました

就職すると毎月決まった額をもらえるし、生活に余裕も出て今よりも自由に使える時間が増えると思ったのです。新卒就活の経験すらない私ですが、なんとか就職先が決まり、卒業してから数ヶ月後に晴れて社会人になることになりました。

それまでに何度も書類で落とされ、既卒就活の大変さを実感し、「新卒就活しておけば楽だったのかな~」と少し後悔しつつも、IT系の会社への就職が決まってホッとしたことを今でも覚えております

就活して就職してから考えてみても良い


私は就活せずに卒業し、就職しない道を選んでわかったことがいくつかあります。まず、働かなくては生活できないということ。そして既卒就活は新卒就活よりも大変だということ

特に後者に関していうと、会社によっては既卒者自体を採用していないところも多く、採用されにくい傾向にあります。そもそも既卒者は就職経験がないわけですから、実績やキャリアがあるわけではありません。そのため何のスキルもないなら、新卒者として就活する方が就職しやすいと言えるでしょう

また、新卒就活では99%くらいの確率で正社員採用で安心できます。そう考えると新卒時に就活して、もしも「就職しない道の方が合っていた」と思うなら、退職して他の方法を考えれば良いわけです

新卒というタイミングは一生に一度しか訪れないので、可能性を最大限にいかすためにも新卒就活することをおすすめします
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最後に

就活せずに卒業した私は、結果として新卒就活しておけばよかったと後悔することになりました。しかし、本当にやりたいこと、明確な目標があるのであれば、就職しないという道もあります。夢を叶えるために就活が壁になったり、就職自体する必要がないのであれば、無理にしろとは言いません。

そのかわり、私のように明確な目標もなく、ただ就活したくないというだけの生半可な気持ちで就職しないのであれば、考えなおしてほしいのが正直なところ。いざ就職しようと思った時、既卒者だと受かりにくいという現実があります

大学を卒業すると社会に出ざるを得ません。いまの大事な時期だからこそ、きちんと自分の将来について考えてみてください。その結果、就職することになっても、就職しないことになっても良いのです。自分が選択した答えなのですから、後悔のないよう、胸を張って堂々とした社会人になってくださいね。

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