自己分析の目的・方法は、以前にまとめました。
⇒就活の自己分析を勘違いしてない?自己分析における本当の意味
⇒就活の自己分析のやり方・方法 まとめ。診断テスト・コツも全て公開します【永久保存版】
その中で、『自己分析は深掘りが大事』と述べてきました。今回は、より踏み込んだ具体的な施策・手順を紹介します。『学生時代頑張ったこと』『志望動機』『自己PR』と至るところで応用が利くので、是非参考にしてみて下さい!
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基本:『なぜ×3』を繰り返す
基本は、『なぜ×3』を繰り返すだけです。簡単なようにみえて、実は難しいです。
⇒面接で柔軟な対応力を身につけるたった1つの方法
というのも、「なぜ?」と問い続けるのは自分自身なので、『この「なぜ?」が本当に深い思考に繋がっているか』判断することが難しいからです。そこで、深い「なぜ?」ができる戦略・手順を紹介します。
方法 その1:多方面から思考すること
1つの事例に対して、色んな視点から考えると、深い思考が捗ります。当ブログで紹介した『ゼロ秒思考』には、このように書かれております。
♦一つのテーマを多面的に書くメリット
- 今まで見えなかった側面がはっきり見える
- 十分考えていなかったことをしっかり考えることができる
- 全体としてもやもやが整理でき、新しい自分としての取り組みができる
参照:『ゼロ秒思考』P171-172
例えば、「バイトでリーダーシップを発揮した」ということに対して、以下の様な「なぜ?」を繰り返したとします。
- 1回目:なぜ、リーダーシップを発揮したのか
- 2回目:なぜ、そのような方法をとったのか?
- 3回目:なぜ、そのような結果になったのか?
しかし、見方をかえると、色んな「なぜ?」がでてきます。一例をのせます。
- 見方 その1:そもそも、なぜリーダーに選ばれたのか?
- 見方 その2:他の人がリーダーシップをとっても同じ結果?違うなら、なぜ?
- 見方 その3:そんな方法でリーダーシップ発揮といえる?いえるなら、なぜ?
このように見方を考えるだけで、新たな深掘りができ、深い重みのある自己分析が進展します。
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方法 その2:時間をあけて、考え直すこと
ある事柄を真剣に考え悩んだものの、寝て起きたら一瞬で解決したり、新たなアイデアが浮かぶ経験をしたことがあるはずです(多分 笑)
同じようなテーマを考え続けてメモしたとしても、時間を開けると、違った側面から考えることができます。なぜなら、長時間の思考によって、アイデアが凝り固まり、多方面で考えることが難しくなるからです。
このように、思いついたことは全てメモをとり、時間をあけて再度考えて見て下さい。違った観点から、アイデアが自然と浮かんできます。メモアプリは【Evernote】がオススメです!
⇒就活で必ず活用すべきアプリ【Evernote】
方法 その3:仮設思考を高速でし続けること
仮説思考とは、「なぜ?」という題材に対して、「もしかしたらこうなのでは?」と仮設を立てる⇒本当かどうか「検証する・考える」⇒違うなら「改善する」を繰り返すことです。
『ゼロ秒思考』の姉妹本『早さは全てを解決する』に仮説思考のわかりやすい図がありました。
参照:『早さは全てを解決する』P80
大事なことは「この疑問に対する答えはこれなのか?」と怪しむことです。「多分これだ」と妥協せず、自分が納得するまで高速で考え続けて下さい。そうすると、いつの間にか自己分析を深掘りできています!
最後に
今回は、自己分析の深掘りする方法・戦略をご紹介しました。非常に時間がかかるかもしれません。しかし、毎日コツコツやることで、間違いなく深い自己分析ができ、内々定にグッと近づきます。
また、記事内で何度も参照した『ゼロ秒思考』は深い思考をする上で非常に役立つので、オススメです!
⇒自己PRを考える質とスピードが急上昇する本【ゼロ秒思考】
是非、お試し下さい!
まとめ
- 基本は『なぜ×3』を繰り返す
- 多面的に考え、推敲を積み重ねる
- 仮説思考をし続け、自分なりの答えを出す