インフラ志望の理系就活生が抱える悩みと対応策をまとめてみた

つい最近、読者の方から、こんな質問を頂きました。

はじめまして。
いつもブログ拝見しています。

私は17卒の予定で就活をしております。

今回はぜひ、お聞きしたいことがあるのでコメントさせていただきました。
現段階では、ガス・電力・鉄道などのインフラ業界を第1志望にしております。
しかし、それらの業界は
1.採用人数が少ない
2.面接開始が経団連の指針を守るので、遅い(17卒では6月1日以降)
3.全て自由応募
等といった特徴があると思います。

したがいまして、ほかの業界も第2志望群として考えているのですが、
1.メーカーなどは学校推薦が必須な企業が多く、学校の指針で5月末には推薦者が決まってしまいますので、インフラが落ちてから切り替えるのでは手遅れ。
2.技術職で就活していると、自由応募で進めていても、後付け推薦等で縛られてしまうことが多いと聞きます。
等といった問題が考えられ、第2志望群を決めかねています。

就活経験者の立場として、どのような対応策が考えられるでしょうか。
よろしくお願いします。

仰るように、インフラ系を第1志望とする理系就活生は、推薦企業や自由との兼ね合いで大いに悩みます。現に、私の周囲には、第1志望を変えて推薦企業や前倒ししている自由に切り替えた友人も多くいました。

今回は、ご質問に関する対応策を2つまとめました。また、私の知る限りのインフラ就活情報を提供します。

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対応策 その1:第2推薦を取得できるかどうか、確認する

学校推薦を求める企業の中には、1次応募終了後にも枠が余る企業が存在します。つまり、推薦の2次募集をする企業もあるのです

なので、推薦応募前に、【現状悩んでいる】もしくは【第2志望として考えている】と人事に伝え、推薦の2次応募でも採用してくれるかどうか確認するのが、1番確実な対応策です。

現に、私の友人は、某メーカーに対して、正直に【第2志望です。第1志望の面接まで、推薦待って頂けますか?】と打ち明けたら、OKの返信がきました。なので、1つの手段として使えます。

対応策 その2:自由応募の縛りを無視する

後付け推薦の効力によりますが、縛りを無視する方法もあります。

自由応募から内々定がでると、推薦状出せる?と聞いてきます。これは、就活生を縛るためです。私の大学では、大学発行の推薦は個人的に出すことができないので、自由応募は教授の推薦用紙の提出を求められます

しかし、大学発行でない推薦用紙は、効力がないので、紙くずと同義で破っても問題無いです。教授との関係性に支障は少なからず出ますが、自分の人生と割りきって、実行に移す就活生は多いです。

ただし、個人的に大学発行の推薦状が発行できるのであれば、この対応策はできなくなります。

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鉄道業界の対応策

リクルーター制の企業であれば、推薦や自由の面接日程を伝えましょう

私の知る限り、リクルータ面接を実施している鉄道業界【JR東海・JR東・JR西など】であれば、推薦の日時をお伝えすることでリクルーター面談を早めて貰えます【私の場合、JR東海がそうでした】

なので、鉄道業界であれば、推薦応募よりも先に面接を受けることができる可能性が非常に高いです。なので、落ちてからでは手遅れという状況は避けやすいです。

ガス業界の対応策

ガス業界は経団連の指針を守ります。なので、ガス業界を第1志望とすると、落ちた後の対応策を考える必要があります。

上記2つの対応策のように、確実に入れる2次推薦の企業を見つけるか、自由の縛りを断る覚悟をするか、もしくは、第1希望を変えるか、決断が迫られます。

電力業界の対応策

電力会社であれば、推薦枠の増枠を1度交渉しましょう

大学にもよりますが、電力業界に関しては、推薦枠を増やせる可能性が高いです。私の大学では、人事やリクルーターに相談することで、推薦枠を増やしていた電力会社が多く実在しました。

交渉次第では、推薦枠が最初になかった企業であっても、枠を設けてくれます。なので、交渉する余地は大いにあります

最後に

インフラを第1志望にする理系就活生は、決断して腹をくくらなくてはいけない場面が訪れます。しかし、対応策も少なからずあります。なので、鼻から弱気にならず、対応策(落ちた時の保険)を探し出すことをオススメします

この記事が、対応策を生み出す助けになれば、幸いです。

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