※18卒の就活生に書いて頂きました!
就職活動は自分の一生を選択する1つの分岐点のため、学生は真剣に取り組みます。しかしその学生以上に真剣なのが、企業の人事担当者です。
今後の会社を作っていく優秀な学生を1人でも多く採用しようと本気です。1人を採用するのに多くの金額がつぎ込まれているので、「優秀だ」「ぜひうちに来て欲しい」と目をつけた学生へのアプローチは様々です。
また「優秀な大学の学生は優秀」という考えが染みついている企業は、難関大学卒の社員とエントリーしている後輩を面談させて、1人でも囲い込もうと必死です。
そのため就活は学生と企業間で様々なトラブルが発生しやすい状況です。18卒の私が実際にあった闇を暴露していきたいと思います。
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自分と同じ大学の後輩を入社させるとボーナス支給!?
とある金融機関の話ですが、ある一定レベルの大学の学生にはリクルーターが付きます。金融系の会社に行きたい場合はリクルーターの有無(リクルーター制を導入している場合のみ)が1つの分岐点になります。
⇒【就活】リクルーター制度とは?メール・電話がくるの?面談はある?元就活生が徹底的に解説してみた!
金融機関の多くは応募数が多く、人事部だけで捌くのは難しいです。そのためリクルーターが自分と同じ大学の学生と「面談」という名の面接を繰り返し、優秀な学生を絞り込んだ上で人事部や役員との面接を受けさせるというパターンが多いです。
面談を突破した学生には、内定を獲得できるようなアドバイスをリクルーターが熱心にしてくれます。このリクルーター自身は社員として担当業務をこなしながら、採用活動をしています。実はリクルーターがここまで熱心な理由に闇があります爆
それは自分の担当学生が入社した場合は、ボーナスが増額されているのです。そのため金融系の会社で選考が進んでいる時に、リクルーターに辞退連絡をするとかなり粘られます。
それに同じ大学の後輩ということで、リクルーターの社内派閥に加えたいという思惑があるようです。また金融系は野〇證券を中心に内定辞退等も様々な都市伝説があり、金融業界を受ける就活生は気を付けてください笑
※私がリクルーターへのボーナス付与制度があるという話を知っているのは、金融系企業の1社であり、全ての会社に当てはまるわけではありません。
他社選考に行かせないように、懇親会で囲い込み!?
今の就活スケジュール(17・18卒)では、6月から本選考開始と経団連から発表されています。しかし、これはあくまでも経団連が決めている指針です。経団連加盟企業であっても、6月から選考を始めるような企業はほぼありません。
面接とは言わずに「面談」「ジョブマッチング」「先輩社員交流」など名前を変えて、面接を行っています。また金融企業は「セミナー」と称して社員との座談会やイベントを複数行っていて、座談会での質問内容から早期選考を初めていたりします。
その結果、隠れ選考を繰り返し、6月の就活解禁と同時に内定を出し始める大手企業がめちゃくちゃ多いです。私の友人が実際に6月の1週目に内定が出た後に、すぐ企業側から内定者懇親会がアナウンスされました。
6月初旬はまだ大手企業の採用が行われています。しかし、内定者を他社に奪われたくない企業側が、強制的にイベントを作り参加させることがありました。そして懇親会という名目の内定者イベントが朝から晩まで行われ、内定者が他社選考を受けに行かないように1日イベントに参加させられていました。
このような内定者の囲い込み(物理的に他社選考に行けないようにさせること)は、業種を問わずに行われています。囲い込みをしてくる企業が自分の第一希望であれば問題ありませんが、そうでない場合は迷惑な話です。
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インターン未参加は本選考でも用無し!?
現在の就活では夏と冬のインターンシップに参加する学生が主流となっています。インターンシップに参加する学生のメリットや、開催する企業の目的は他の記事で触れているので、そちらを参照してください。
⇒インターンシップの目的は?意味ある?行くべき?インターン参加者がお答えします
多くの企業はインターン生を優遇する傾向がありますが、インターンに未参加でも本選考を進み内々定を獲得する学生もたくさんいます。しかし、ごく一部の企業はインターン未参加だと本選考に進むことが難しい場合があります。
外資系コンサルや日系コンサルの中には、インターン参加がカギになると言われています。インターン参加が必須でなくても、重要視している企業は多くあります。
就活は3月解禁だと正直に信じている学生は、早くから企業も本選考に向けて動き出していることを知っておいて損はありませよ。
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就活生を狙う業者が多数!?
就職活動は毎年数十万人の学生が行っています。最近は経済回復によって採用枠も拡大し、売り手市場(学生有利)と言われています。しかし人気企業ランキングに入るような大手企業の採用枠は1~2万人程度で、就活生の多くがこの限られた席を求めて争う構図が毎年繰り返されています。
そんな就活生を毎年狙った悪徳業者が多数います。とくに他の記事でも取り上げた就活塾が、一番の悪徳業者だと言えます。
⇒就活塾は詐欺?悪徳で危ない?行くべき?全ての闇を就活生が暴露しよう
本当に内定が取れるかどうか不安で一杯な学生の心理的な弱みに付け込んで、高額な入塾料を請求する業者です。またそういう塾は入塾後に就職活動をサポートするわけでもなく、募金活動や謎の団体行動を強制され、就活を棒に振る学生もいます。言わば就活塾はカルト集団のようなものです
そもそも就活塾なんかに頼るくらいなら、大学のキャリアセンターを頼るべきです。大学に高い学費を払っている訳ですから、使える施設は使い倒すに限ります。キャリアセンターも毎年あなたと同じ大学の学生の面倒を見ていますし、情報量もあります。
就活生を狙った悪徳業者に付け込まれないように、気を付けてください。
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最後に
以上の話は、就活の闇の中でも、私が体験したり聞いたりした中のインパクトがある話に過ぎません。
他にも人事がみん就やSNSを監視していたり、待合室での素の学生も評価ポイントに入れていたりと、闇だなと感じることが多々ありました。
他にも様々な闇が就職活動にはあります。それだけ企業側も限られた時間と手段の中で、真剣に採用活動をしているということです。
なので、学生も常に見られているという意識を持ちながら、就職活動に取り組むことをおすすめします!
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